お前、俺に惚れてんだろ?

「入試の日、自分のことでいっぱいいっぱいなくせして、俺に大事なミサンガをくれたお前に…惚れたんだ」


あたしは入試の日。

消しゴムを貸してくれた、優馬くん…。


…いや。

燈馬くんに一目惚れした。


この気持ちは、あたしの一方的な片思いだと思っていたけど…。


燈馬くんもあのとき…、あたしと同じことを思っててくれていたんだ。


「いつかまた会えると思って、ずっとミサンガを付けてたんだ」