お前、俺に惚れてんだろ?

燈馬くんのその言葉に、妙な胸騒ぎがした。


あたしは今までの間、ものすごい思い込みをしていた…。


でもその思い込みは、決して悪いものじゃなくて…。

むしろ、嬉しい…思い込み。



「花森高校の入試の日、ほのかに消しゴム貸したの…。俺なんだけど、…覚えてない?」


…消しゴムのことまでっ。


じゃあ、あのときあたしの隣に座っていたのは…。


“それ、使いなよ”