お前、俺に惚れてんだろ?

あたしは、そのミサンガに見覚えがあった。


七色に編み込まれたミサンガ…。


それは…花森高校の入試の日に、あたしが優馬くんに渡したものだった。


「それ…、優馬くんに渡したはずなのに、…なんで燈馬くんが……?」


…ちょっと頭がこんがらがってきた。


確かに、消しゴムを貸してもらった代わりに、あたしが優馬くんに……。


「…これ。お前から直接もらったんだけど」