お前、俺に惚れてんだろ?

その言い方…。

燈馬くんが、暴力的な人だと思わせるつもり…?


そんなことして、今更あたしが優馬くんに心が傾くとでも…?


…ふざけないでよ。


「…気安くあたしの名前を呼ぶんじゃないわよ!この…ヘンタイっ!!」


…バシッ!!


手のひらが熱を帯びて、ヒリヒリする。

…その痛みで、ようやく我に返った。


あたし…。

優馬くんに、ビンタしたんだ…!