お前、俺に惚れてんだろ?

「元はと言えば、お前が悪いんだろ」


いがみ合う、優馬くんと燈馬くん。

2人とも、顔に傷を作っている。


「…ほのか」

「…ほのかちゃん」


交番から出てきた2人が、あたしに気付いた。


「いや〜、参ったよ。急に燈馬が、一方的に殴りかかってくるんだもん、ほのかちゃんもびっくりするよね〜」


…正直、驚いた。


さっきまでの暴言が、まるでなかったかのように、優馬くんが普通に話しかけてきた。