お前、俺に惚れてんだろ?

「で…でも……」

「しかも、なんの役にも立たないミサンガもらったって、意味ねぇだろ」


冷ややかな目であたしを見下す優馬くん。


それはもう、入試の日に出会った優馬くんとは別人で…。


「なに、妄想で好きになってんだよ。迷惑なだけなんだよっ」


妄想…って……。


…でも、優馬くんがとぼけているような口調でもない。


「…あたし、あたしは…ただ……」