お前、俺に惚れてんだろ?

あたしの頭をくしゃくしゃと撫でる燈馬くん。


不思議なことに…。

なぜかこれが、イヤじゃない。


だけど、あたしの心に残るモヤモヤは、そんなことじゃ晴れない…。


「じゃあ…、あのコは一体…だれなの?」


なんでいっしょにいるの…?


すると燈馬くんは、あたしの質問に視線を逸らした。


「あいつは……。ただの…知り合い」


明らかに嘘をついていることは、あたしにだってわかる。