お前、俺に惚れてんだろ?

「…おいっ」


急に後ろから肩を掴まれて、ビクッとした。


変な人に絡まれたと思って、恐る恐る振り返ると…。


グレーのズボン。

紺色のブレザーが見えた。


「…なんて顔してんだよっ」


それは、…燈馬くんだった。


「とっ…ととと…燈馬くん…!?なにしにここへっ…!?」


まさか、あたしのあとを追ってきているなんて思ってもいなかったから、普通に焦った。