お前、俺に惚れてんだろ?

…そうだったけど。


実際、優馬くんを目の前にしたら、恥ずかしくて…恥ずかしく…。


それに…。


「優馬!受け取って♪」

「渡くんのために、作ってきたんだけど…♪」


優馬くんにチョコを渡す女の子が多すぎて、あたしが入れる隙間なんてなかった…。


そもそもあたしは、こんな人前で本命チョコを渡せるほど…度胸はない。


だれもいないところで、こっそり渡したい。