お前、俺に惚れてんだろ?

「もともと、俺が突然誘ったわけだし。ほのかに出させるつもりなんてなかったし」

「…けど」


すると燈馬くんは、クイっとあたしの顎を片手で持ち上げた。


「悪いなって思うなら、これからも俺に付き合えよな」


えっ…?

それって、どういうー…。


「また連絡するからっ」


燈馬くんはそれだけ言うと、バイクのエンジンを吹かして、夜の道へ消えていった。