お前、俺に惚れてんだろ?

とてもじゃないけど、歩いて帰れる距離じゃない…。


「まさか、財布を忘れたとか?」


…ギクッ


もう…全部バレてるし。


「じ…実は、その“まさか”だったり〜…」


アハハ…と笑ってみせる。


「だから、1回家に戻らないとね…?お金も返せないしっ…」

「そんな時間ねーよ」


ピシッと燈馬くんに跳ね返される。


「ちょっ…!ちょっと待って…!」