『ありがとう、アミ…!』


アミは、夜遅くまであたしの話を聞いてくれた。


新学期まで会えなくて不安だったけど、…電話で聞いてもらえてよかった。



そして、クリスマスイブの次の日…。


「ほのか!いつまで寝てるのっ!」


突然、お母さんが部屋に入ってきた。


…しかも、なんだか怒ってるし。


「なによ、朝から…」


あたしは重い目を擦りながら、枕元の目覚まし時計に手を伸ばす。