お前、俺に惚れてんだろ?

…あたしが、優馬くんのことを好きって知ってるくせに。

その気持ちを、弄ぶかのように。


今回はまたまた通りかかって、あたしを男の人たちから助けてくれたものの、それだけじゃ償いきれないくらい、燈馬くんはあたしの心を傷つけた。


そう簡単に、許すことなんてできない。



しばらく黙ったまま、燈馬くんと並んで歩く。

雪は尚も、チラチラと踊るように降っている。