お前、俺に惚れてんだろ?

…一応、助けてもらったのは事実だし。


「まぁ、わかればよろしい」


なに、その態度…!


ちょっと腹立たしいけど、なんとか心を落ち着かせる。


「じゃあ、あたし…帰るからっ」


あたしは、燈馬くんに背中を向ける。


なんでこんなところに燈馬くんがいたかは知らないけど、…助けてもらえてよかった。


でも…。


“人の女に、気安く触れないでくれる?”