お前、俺に惚れてんだろ?

「…なんだ、男連れかよっ」

「それなら、初めからそう言えよな」


男の人たちはブツブツ言いながら、人混みの中へ消えて行った。



腕の中…。

温かくて、落ち着く…。


「…ハッ」


ようやく、ここで我に返った。


さっきも優馬くんに抱きしめられて、それと同じ温もりで安心していたら…。


今、抱きしめてくれてる相手は燈馬くんだった…!


「…こんなところで、なにするのっ」