お前、俺に惚れてんだろ?

「じゃ、行こうか!」


1人の男の人が、あたしの肩に手を置く。


優馬くん…!!


あたしが、心の中でそう叫んで目をつむった……そのときっ。


「人の女に、気安く触れないでくれる?」


どこからともなくそんな声が聞こえて、あたしはゆっくりと目を開ける。


あたしの肩に触れる男の人の腕を、ガッチリと掴む大きな手…。


それはっ…。


「急にいなくなったから、びっくりしたじゃねぇか」