「優馬ね、今日部活休みなんだって。だから、今から4人でカラオケ行かないっ?」


4人というのは、あたし、アミ、ナオトくん、優馬くんのこと。


あたしに協力してくれるアミは、あの日以来、優馬くんとの距離を縮めてくれた。


あたしを誘って、頻繁に優馬くんのところに話かけに行ってくれたり…。

そのおかげで、こうして優馬くんに名前を覚えてもらうことができた。