お前、俺に惚れてんだろ?

優馬くんは、腕時計に目をやる。


「…そうだね。そろそろ帰らないと…」


なんで、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうのだろう…。


「駅まで送るよ」

「ううん。すぐそこだから、大丈夫っ」


たったそれだけの言葉なのに、なぜか声が震えた。


出かかった言葉を、また飲み込んで…。

でも、緊張のせいでなかなか声がでないっ…。


「…ほのかちゃん、どうしたの?具合でも悪い…?」