お前、俺に惚れてんだろ?

このまま、離れたくないと思った。


「ほのかちゃん、俺に嘘ついたでしょ?」


歩き出したと思ったら、急に優馬くんがピタリと立ち止まった。


「…え、…えっ!?」


…嘘っ!?

あたし、優馬くんになにか嘘ってついたっけ…!?


でも、いくら考えても思い浮かばない。


そもそも、あたしが優馬くんに嘘をつくわけー…。


「こんなに冷たい手してっ…。“今きたところ”なんて、嘘でしょ?」