「ほのかちゃんっ…」


優馬くんも、きっといい迷惑だったに違いない。


自分が寝込んでいる間に、自分に成りすました燈馬くんがあたしと会ってるんだもん。


「それよりも優馬くん、風邪…大丈夫なの?」

「…うんっ。ちょっとまだ喉が痛いけど、土日の間ずっと寝てたから、だいぶよくなったよ」

「そっか、よかった」


今日はお休みかな?と思っていたけど、考えていたよりも元気そうで安心した。