お前、俺に惚れてんだろ?

「…確かに、ほのかの周りって…男子いないね」


しかも、優馬くんとは真逆の席。


名字が“朝倉”のあたしの出席番号は、1番。

それとは反対に、“渡”というワ行の優馬くんの出席番号は、クラスで一番最後の36番。


あたしの席が、廊下側の一番前だとしたら、優馬くんの席は、窓際の一番後ろ。


振り返らなければ、優馬くんの顔すら見ることができないという…遠い距離。