お前、俺に惚れてんだろ?

「申し訳ございません。ただ今、大変混み合っておりまして…。ご予約がなければ、最短でも2時間程度の待ち時間となっております」


お店に入ってすぐに、店員さんにそう断られた。


「…2時間もっ!?まさか、そこまでとは…」


優馬くんは予想外といったように、目を丸くして驚いていた。


そしてふと、優馬くんは左腕にはめた腕時計に目を移す。


シルバーのベルトの腕時計が、キラリと光る。