お前、俺に惚れてんだろ?

「え、なんで?」


首を傾げるアミ。


あたしは、優馬くんのことを知っていた。


試験のとき、優しくてカッコイイ人だなって思ったし。

それに、“渡”って名前も知ってたし。


でも、優馬くんは違う。


なぜなら、試験の段階では、優馬くんはあたしの名前は知らなかった。

だって名乗ってないし、名乗るような場面でもなかったから。


それに、決定的に違うのが…見た目。