お前、俺に惚れてんだろ?

なんてことを考えてしまった。



パチパチパチッ!


気がつくと、下りた幕の向こう側から大きな拍手が聞こえていた。


それを聞いて、現実に引き戻される。


無事に…終わったんだっ。


安堵と共に、今自分が置かれている状況に気がつく。


あたしが今いるのは、…優馬くんの腕の中っ。


「…わ、わわわわ…!!」


あたしは慌てて、優馬くんの腕からすり抜けた。