お前、俺に惚れてんだろ?

しかし、ここで…。


「…あれ?マヤは?」


そんな声が、薄暗い舞台袖から聞こえた。


もうすぐマヤちゃんの出番だというのに、…そのマヤちゃんの姿がどこにも見当たらない。


「マヤ、どこに行っちゃったの…!?」

「…ダメだっ。携帯もここに置きっ放しだし、連絡の取りようがないよっ…!」


こんな大事なときに、マヤちゃんは一体っ…。


「近く探してみたけど…いなかった」