お前、俺に惚れてんだろ?

そこへ…。


「あれ?アミじゃんっ」


自転車に乗った、1人の男の子が通りかかった。


あたしたちと同じ制服…。

ツンツンヘアの黒髪。


…知ってる、この人っ。

でも、名前が〜…。


「ナオトじゃん!」


アミの言葉を聞いて、思い出す。


そう…!

ナオトくんっ!


「買い食いかよ?太るぞっ」

「残念!中1のときから、体重変わってませんー」