お前、俺に惚れてんだろ?

「燈馬じゃん!きてたのかよ!」

「ああ。暇潰しがてら」


ナオトくんが、燈馬くんの背中をバシバシと叩く。


サングラスをかけていて全然気づかなかったけど、素顔を見たら燈馬くんだった。


「言ってくれれば、案内したのにっ」

「べつにいいよ。優馬が劇に出るって聞いたから、それ見にきただけだし」

「なんだかんだで、燈馬って兄弟思いなんだな!」

「違ぇよ。優馬が失敗するところを見にきたんだよ」