お前、俺に惚れてんだろ?

「あたしがメイクしたって、変なだけだよね…?…ごめん、やっぱり落としてくー…」


その場を立ち去ろうとしたとき、ふいにあたしの腕をだれかが掴んだ。


…振り返ると、それは優馬くんだった。


「…ごめん、なにも言えなくて。ほのかちゃんがかわいくなったから、つい見とれてた」

「…え」


優馬くんが、あたしに…?


「へ…変じゃないかな…?」

「ううん。すごくかわいいよ」