お前、俺に惚れてんだろ?

「ん〜。覚えたっていうか、本みたいに何回も読んでたら、勝手に覚えちゃったんだよね。ほら、あたし読書好きだし」

「なるほどね〜」

「俺も早く覚えないとなぁ…」


そう言うのは、台本とにらめっこする優馬くん。


「そうだよ、優馬!優馬の役は、主人公の次にセリフ多いんだからっ」

「だよな〜…。俺、こういうの覚えるの苦手なんだよ」

「じゃあなんで、わざわざ立候補したのよ〜っ」