お前、俺に惚れてんだろ?

このクラスの中で、最も主役に向いてないと思うのに…。


なんでマヤちゃんは、わざわざあたしなんかをっ…。


「だってほのかちゃん、言ってくれたじゃない」

「…え?」

「“あたしでよかったら、頼ってね”って」


そう言われて、あたしはあのときのことを思い出した。


マヤちゃんが劇の脚本について迷っていて、あたしが何冊かの本をマヤちゃんに紹介したとき…。