お前、俺に惚れてんだろ?

「劇は、これにすることにしましたっ。台本も書いてきたので、今日はキャストや役割を決めたいと思います!」


前の席から、台本が順に配られる。


こんな短期間で、台本まで仕上げてくるなんて…。

すごい、マヤちゃん!


あたしは、配られた台本に目を通した。


『シンデレラ』


タイトルには、そう書いてあった。


どうやら、あたしが選んだ本ではなさそう。