お前、俺に惚れてんだろ?

「迷惑だなんて、とんでもないっ。むしろ、俺がこんな大事なミサンガ預かっちゃって、逆に迷惑なんじゃない?」

「い…いえ、そんなっ」

「そっか。なら、よかった!」


その男の子は、物珍しそうにミサンガを眺める。


「サンキュ!あとの試験もがんばろーぜ!」

「はいっ!」


その笑顔に、緊張で張り詰めていた心が一瞬にして解れた。



残りの、英語、理科、社会、国語。