お前、俺に惚れてんだろ?

俯くあたしを不思議そうに覗き込む男の子。


「…ごめんなさい。やっぱり、迷惑ですよねっ…」

「迷惑?なんで?」

「…だって、そんなミサンガもらったところでー…」

「このミサンガがどうしたの?」


見ると、男の子の左腕にあたしのミサンガが付けられていた。


「やっぱり女の子って、手首細いよな。俺…ギリギリ結べたしっ」


ミサンガを付けて、ニカッと笑った。