お前、俺に惚れてんだろ?

「覗き?シュミ悪りぃな」

「の…!覗いてなんかっ…!」


…覗いてけどっ!


でも、燈馬くんの描いている絵に心を動かされたのは事実だった。


燈馬くんの絵は、まるで白黒写真のよう。


木々の葉の細かい部分まで描いているのはもちろん、陰影がうまくて立体的に見える。


これに色を付けたら、一体どんな作品に仕上がるんだろうっ…。


そんな風に、あたしの胸が踊ってしまうほど。