お前、俺に惚れてんだろ?

だって、燈馬くんのもう1メートル後ろに立っているのに、まったくあたしの気配に気づかないんだもん。


ちなみに…、どんな絵を描いてるのかな…?


あたし気になって、そっと後ろから燈馬くんの絵を覗いた。


「…すごいっ」


あたしはその絵を見て、思わず声が漏れてしまった。


その声に反応して、燈馬くんが振り返る。


「…なんだよ、あんたか」


見つかってしまった。