お前、俺に惚れてんだろ?

近づけば近づくほど、あたしの予想は確信に変わっていく。


スラスラと鉛筆を走らせる、後ろ姿…。


それは、朝すぐに逸れてしまったはずの…燈馬くんだった…!


「みんなに迷惑かけて、こんなところでなにしてるの!」


と、怒ってやろうと思った。


けど、『なにしてるの!』って聞いても、写生しているのは見てわかった。


…しかも、意外と真剣に。


あんな表情、見たことない。