お前、俺に惚れてんだろ?

「はぁ〜…」


ようやく、ひと息つけた。

試験前にパニクったせいで、なんだかどっと疲れた。


そんなとき、妙な視線を感じた。


振り向くと、隣の席の男の子だった。


「どうだった?数学」


なんと、話しかけてくれた。


「な…なんとか。消しゴム貸してもらって、すごく助かりました」

「それならよかった。気にしないで、使ってくれてていいから」

「ありがとうございます…!」