お前、俺に惚れてんだろ?

「海でバーベキューするとは聞いていたけど、まさか同じ白波海水浴場だとは思ってなかったよ」

「すごい偶然だねっ」



海の家から少し歩いていると、浜辺にいい匂いが漂ってきた。


「サトルー!燈馬ー!遅ぇよーっ」


バーベキューの火を囲んで、数人の人が手を振っている。


「わりぃわりぃ!実は、たまたま海の家で優馬に会ってさっ」

「…優馬?ああ、もしかして燈馬の双子の?」