お前、俺に惚れてんだろ?

あたしは、2人の様子をシートに座って眺めていた。

恥ずかしくて、なかなかパーカーを脱げない。


そんなあたしの隣に、優馬くんがしゃがみ込んだ。


「俺たちも海行こうよっ」


爽やかな笑顔を見せて、そっとあたしに手を差し伸べる優馬くん。


「そ…そうだね」


あたしは、パーカーを羽織りながら立ち上がった。


すると…。


「せっかくのパーカーが濡れちゃうよ」