お前、俺に惚れてんだろ?

あたしを挟んで、同じ顔が並ぶ。


…だけど。

そんな人の気持ちも考えないようなこと、優馬くんは絶対に言わないもん…!



「燈馬、優勝おめでとう」


優馬くんは微笑みながら、燈馬くんの肩を叩く。


きっと、まだ悔しさが残ってるはずなのに…。

それでも、相手を称えるなんてっ…。


自分たちを下した対戦相手とは言え、兄弟だもんね。

弟が優勝したんだから、同じ兄弟なら祝福だってするよね。