お前、俺に惚れてんだろ?

そんな声が聞こえて、背筋にゾクッと寒気が走った。


恐る恐る振り返る…。

そこに立っていたのは、優馬くん…。


…違うっ。

この人を見下したような目…。


「…ちょっと優馬くん、ごめんねっ!」


あたしは優馬くんの髪に触れて、右耳にかけた。

そして、その付け根を確認する。


…ないっ。

優馬くんにあるはずの、小さなホクロが…。


…ということは。