お前、俺に惚れてんだろ?

「じゃあな、お2人さん」


燈馬くんはそう言って、持っていた本を本棚にしまうと、図書館から出て行った。



その帰り…。


「ごめんねー、びっくりさせちゃって」

「う…うん。だって、優馬くんが2人いるんだもん」


図書館からの帰り道、自転車を押す優馬くんの隣を歩く。


「ねぇ、優馬くん。燈馬くんと入れ替わってるって…本当なの?」

「ん?本当だよ」