お前、俺に惚れてんだろ?

そう考えながら、本棚と本棚に挟まれた通路を歩く。



席に戻る途中、…自然と目に留まった。


本棚から1冊の本を取り出し、真剣な目で眺める人…。

スラッとした高身長に、黒髪短髪の整った顔。


目に留まった理由は、それが優馬くんだったから。


優馬くん、なんの本読んでるんだろう?

…もしかしてっ、あたしの説明がわかりづらかったから、自分で調べてるのかな…!?