お前、俺に惚れてんだろ?

「ちょっとごめんねっ」


あたしは気分を入れ替えるために、席を立った。


お手洗いへ行き、鏡の中の自分とにらめっこ。


気づいてもらえなかったから、…なに?

そんな顔してたら、一生優馬くんは振り向いてくれないぞー!


そう、自分に言い聞かせる。


ふと時計を見ると、図書館にきてからすでに1時間が経っていた。


優馬くんも、家で自主勉強しないといけないだろうし、そろそろ帰った方がいいよね。