お前、俺に惚れてんだろ?

「ここなら、静かだし、人も少ないし、集中できるね」


優馬くんはそう言って、空席にスクールバッグを置く。


「ほのかちゃん、どうぞ」


優馬くんは、自分の隣の席のイスを引いてくれた。


「お…お邪魔します」


あたしは照れながらも、優馬くんの隣に座った。


「さっそくなんだけど、ここがわからなくて…」


優馬くんは席に着くとすぐに、あたしに参考書を見せてきた。