お前、俺に惚れてんだろ?

「せっかくなら、図書室に行ってきたら?」


アミのその言葉にハッとして、時計に目を移す。


帰りのショートホームルームが終わって、もう20分もここで説明していた。


優馬くんの顔を見ると、なんとなく理解はしているみたいだけど、でも全部を納得したわけではなさそう。


「図書室の方が静かでしょ?」


アミがテキストを覗き込む。


「そうだね。優馬くん、図書室行こっか」