逃げなきゃ… 逃げなきゃ!!! 小さいながら私は 必死にドアまでむかった。 途中で背中が熱くなったのを 感じながら私の意識は途切れた。 ーーー 「はぁッ…夢か…。」 目を覚ますと 見慣れた光景。 見上げれば晴天の青空。 でも晴れた朝なのに 薄気味悪く感じるこの暗さ。