「ところであきなっち、髪の毛やったげようか」

「え、ほんと?」

「任せろ!着付けも手伝ったげる」

「さーちゃんありがと~!」

「六花、彗!男ども2階に上げるなよ!」

「うん」

「らじゃっ!」

 将来美容師志望のさーちゃんの腕前は確かで、時々髪の毛いじってくれるんだよね。

 さーちゃんと、ひまっちも一緒に着替えると言って一緒に上がった。

「さぁ、あきなっち脱げ!」

「え?ちょそこは自分でやる」

「いいからいいから!」

「きゃ~!?」

「沙緒、おっさんにならない」

 さーちゃんわざとだっ!

 逃げようとしたら後ろから抱きしめられてペタペタされてくすぐったいッ!!

 ふえ、変な声出る~。