いつものやり取り。 すでにネタになっているこのやり取り。 こんな馬鹿なやり取りすら愛しい。 あたしは、ぎゅっと賢ちゃんの手を握り返した。 そして身を寄せ、賢ちゃんを見上げる。 青空の下、賢ちゃんはあたしを見下ろした。 その笑顔に胸がキュンキュンと甘い音を立てる。 楽しみだね、賢ちゃん。 いつかは家を建てて、楽しく暮らして。 ずっとずっと、一緒にいてね?