「俺も東京には友達少なねぇよ。 俺も大学は行ってねぇし」 賢ちゃんも言う。 「あいつらも、卒業以来だった。 正直な引かれねぇかビビってたけど、意外と昔と同じだった」 賢ちゃんは嬉しそう。 あたしは賢ちゃんの恋人だけど、友達にはなれはい。 賢ちゃん、久しぶりに友達に会えて、リフレッシュ出来たんじゃないかな。 「ま、でも普段は咲良がいればいいけどな」 そんな賢ちゃんを笑顔で見上げた。